封筒デザインテンプレート集|封筒印刷の卸売問屋・封筒印刷ドットコムジャパン

印刷範囲について

<印刷範囲について>   

封筒の印刷範囲についての説明です。

オリジナル封筒を作成する場合は、既製品の封筒へ印刷する場合と、封筒自体を一から作成する別製封筒の2種類の作成方法があります。

別製で封筒を作成する場合は、特に印刷範囲の制約はありませんので、様々なデザインでの印刷が可能です。
通常は大量ロッドのダイレクトメールの封筒などは別製で作成するケースがほとんどです。
料金的にも大量ロッドになると既製品の封筒へ印刷するよりも、別製で作成したほうが安くなります(但し最低5万枚〜数十万枚以上、といったレベルの数量になった場合です)。

ですので、当社も基本的には既成封筒封筒への刷り込み印刷で封筒を印刷しています。
(ご要望があれば別製での作成も可能です)。

それで、この既製品の封筒に印刷する場合は、印刷範囲は決まっています。

通常のオフセット印刷機で印刷する場合は、縦型の封筒では左右5oと下10oが印刷できない範囲というのが一番基本的なラインです(印刷会社によって若干違う場合もありますが、封筒印刷の基本はこの数値です)。
封筒サイズと印刷可能範囲|封筒印刷ドットコムジャパン

まず封筒の下10oが印刷できない理由ですが、これは印刷に通す際に「クワエ」といって、封筒の下の部分を機械でくわえて通すので、この下の10mmの範囲は印刷できません。

それから左右5oについてですが、これは物理的には印刷はできます。
しかし封筒の隅まで余白無しで印刷をしてしまうと、封筒の裏面にインクの汚れが付着する危険性があります。
その為、多くの印刷会社では左右5mmの余白をとってもらうようにしています。

ですので、細い線などは左右余白無しで印刷しても、裏面にインクの汚れはほとんど出ない為、この場合は当社でも余白無しで印刷することは可能です。

また、当社が得意としてるフタへの全面印刷ですが、これに関しても通常はフタの裏面にかなりインクの汚れが付着する危険性があるのですが当社の場合は機械に一工夫を加えている為、フタの部分のベタに関してはほとんどインクの汚れを出さずに印刷することが可能です。

以上、封筒の印刷範囲についてでした。