封筒デザインテンプレート集|封筒印刷の卸売問屋・封筒印刷ドットコムジャパン

Office系ソフトのデータ入稿

<Officeのデータについて>  

●Word      
●Excel 
PowerPoint 

この3つのOffice系のソフトで作成された封筒の版下データについて。

元々この3つは印刷用のソフトではなく、アドビのソフトとの相性も悪いことから、昔から印刷会社のほうでもいろいろと苦労しているソフトで、印刷会社によってさまざまな方法でこれらのソフトのデータ支給に対応している形です。

当社の場合は一番コストのかからない方法だと思いますが、お客様からいただいたデータをAcrobat proでPDFに変換をします。
そしてそのPDFをイラストレーターで開き、aiデータで保存をします。
つまりOffice系のデータをイラストレーターのデータに変身させるというやり方をとっています。

基本的にこの方法で特に問題はありません。
しかし、先に書いたようにOffice系のソフトとアドビのソフトは相性がわるいので、バージョンを間違うとこれができなくなります。

つまり、Office系のバージョンとイラストレーターのバージョン、そしてAcrobatのバージョン、この3つのバージョンが合っていないと互換性がなくなって上記のようにうまく変換ができなくなります(ちなみにWindowsのバージョンも関連してくると思います)。

基本的には全て同時期に発売されたものを揃えれば問題ないはずです。
もしどれか一つが古いバージョンのものだったりすると、互換性がなくなってうまく機能しなくなる可能性があります。
当社も過去にこれでだいぶ苦労をしました。

基本的にOffice系のソフトで封筒の印刷データをご入稿されるお客様は印刷のプロではありませんし、これらのソフトで作成できる範囲の限界もありますから、必ず当社のほうでデータの手直しが必要になってきます。

色の設定や配置されている画像のカラーモードだったり、サイズの微調整や書体の差し替えといったところです。

データ作成ガイド

しかしながら、とくもかくにもお客様がOffice系のソフトでご自分で作成されたものを封筒などの印刷物に印刷できるように体制をとっておくことは重要なことで、最近ではだいたいどこの印刷会社さんも対応できるところが多いですが、10年〜15年くらい前まではOffice系のソフトのデータ入稿には対応していない印刷会社が多かったと記憶しています。

今日はOffice系のソフトのお話しでした。