マチ付き封筒の印刷
<マチ付き封筒の印刷>
今日はマチ付き封筒の印刷について。
当社のほうに印刷のご依頼をいただくマチ付き封筒は、ほとんど角2マチ付き封筒になりますので、こちらについての説明です。
角2マチ付き封筒は結構需要のある封筒で、印刷をしないで封筒だけの購入希望というお客様の需要もかなり多いかと思います。
角2保存袋とも呼ばれます。
この封筒は用紙もかなり厚手の紙になりますので、かなりの量の書類などを入れることが出来ますので、、結構重宝する封筒です。
まず角2マチ付き封筒の印刷範囲については通常の封筒よりも左右と下に余白が必要です。
これは封筒の左右の部分と下の部分にはマチがございますので、この部分は用紙が平らでない為に印刷ができないということになりますが、封筒メーカーによってはマチを作る前の段階で印刷するところもありますので、そういったところでは通常の封筒の印刷範囲で印刷が可能な場合もありますが、基本として、既製品の角2マチ付き封筒に印刷をする場合は、左右25mm程度、下40mm程度の余白が必要になってきます。
そして印刷については、ほとんどの封筒メーカー、封筒印刷会社において、角2マチ付き封筒は1色機でないと印刷ができません。
その為、2色印刷となった場合には、印刷機に2回通す必要が出てくる為、版ズレが生じる可能性がありますので、2色の色の位置関係がシビアな場合など、レイアウトの内容によっては2色以上では印刷ができません。
また、マチ付き封筒は通常は丸タックと紐が付いていて、紐でフタ閉じるというので一般的な使い方ですが、この丸タックと紐につきましては、封筒を印刷する際の最終工程で付けますので、必要がなければ付けないことも可能で、もちろんそのほうがコストも安くなります。
また、丸タックと紐を付けない場合、フタの部分にテープを付けることも可能で、テープを付けることをご要望されるお客様は結構いらっしゃいます。
それとマチ付き封筒の印刷にかかる納期ですが、当社の場合は角2マチ付き封筒に関しては1週間程度で仕上がる場合が多いですが、通常は2週間程度かかるのが一般的です。